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過去記事です。

「おだやかな日常」―放射能の問題を取り上げた映画

放射能の問題を取り上げた映画です。
時間を作って見に行きたい作品です。




おだやかな日常


おだやかな日常

監督:内田伸輝
出演:杉野希妃、篠原友希子、山本剛史、渡辺杏実、小柳友、渡辺真起子、山田真歩、西山真来、寺島進


ユーロスペースの解説文を転載―
3.11以降も生き抜くことを決意した女性たち、そして子供たちへの、魂の福音

世界が変わったあの日、見えない恐怖がやってきた
胸を引き裂かれた女性たちは、いかに大切なものを守るのか?
3.11直後、福島から微妙な距離にある東京では、曖昧な政府のアナウンスや飛び交うデマが人々を疑心暗鬼に陥れていった。放射能という見えない脅威、見えない怪物にさらされた人々は、いったい何を思い、いかなる行動を取ったのか。『おだやかな日常』は、いわれなき風評被害や差別が巻き起こり混乱した社会状況を生々しく再現するとともに、はからずも大切なものを守るために放射能の恐怖との闘いに身を投じたふたりの若い女性の運命を見すえていく。彼女たちの行く手に待ち受けるのは、予想だにしなかった周囲の人々との凄まじい軋轢、そして絶対的な孤独。容赦ないほど鋭い眼差しに貫かれた本作は、絶望のどん底に突き落とされてもなお這い上がろうとする人間の可能性を信じ、これからを生きる私たちにひとすじの光を提示する。極限のサスペンスと希望のありかを探る迫真のドラマ、その果ての息をのむほど美しい瞬間が、観る者の心を震わせる。

『ふゆの獣』の内田伸輝監督×アジア・インディーズのミューズ、杉野希妃
傑出した才能たちのコラボレーションが生んだ感動の衝撃作
監督は、2010年の『ふゆの獣』で東京フィルメックス・グランプリに輝いた内田伸輝。放射能という見えないモチーフに果敢に挑み、エモーショナルなスペクタル劇へと結実させた。
もうひとり、この野心的なプロジェクトを牽引したのがプロデューサー&主演女優の杉野希妃である。同じく製作・主演の『歓待』(10)が各国で絶賛され、東京国際映画祭で異例の特集上映が組まれるなど脚光を浴びる彼女が、企画の準備段階から内田監督と濃密な議論を重ね、その脚本を練り上げる一助となった。さらに、愛娘を守るために想像を絶する苦難に見舞われていくサエコの魂の軌跡を、渾身の演技で体現した。
子供はいないながらもその存在に心を寄せ、やがてサエコとともに逆境に立ち向かっていくユカコを演じたのは篠原友希子。放射能に蝕まれゆく過酷な現実の中で揺れ続けるユカコの内なる葛藤を見事に表現。今後の新作として、田中慎弥の芥川賞小説を青山真治監督が映画化する話題作『共喰い』(2013年夏公開)も待機中の注目株である。
また幼稚園で孤立していくサエコの周りを取り囲む渡辺真起子、山田真歩らが演じる主婦たちの存在も見逃せない。相反するように見える彼女たちの姿も、同様に“子供を守る”母親たちの必死の姿であるから。

福島原発事故から約2年――。女性たちは躓きながらも、新たな希望への道を探し始めている。そんな女性たちにエールを贈る、感動の衝撃作が誕生した。

監督・脚本・編集:内田伸輝/プロデューサー:杉野希妃、エリック・ニアリ/エグゼクティブプロデューサー:小野光輔/撮影:角田真一/録音:高田伸也/美術:山下修侍/助監督:桑島憲司/ラインプロデューサー:三好保洋/衣装・メイク:岩橋奈都子/サウンドデザイン:Jo Keita
製作:「おだやかな日常」製作委員会/制作・配給・ワールドセールス:和エンタテインメント/宣伝協力:テレザ、キノ・キネマ



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